昭和という時代は、日本のモノづくりが世界に羽ばたきはじめた黄金期。バイクもその例外ではありませんでした。性能、デザイン、そして何より“魂”がこもった一台一台は、当時の若者たちの憧れそのものでした。
今回は、そんな昭和を代表する名車たちを10台厳選。それぞれの年式と特徴を紹介しながら、あの熱かった時代を振り返ります。
①【1977年 ホンダ CB750F】
「4気筒スーパーバイク」のパイオニアとして世界を驚かせたCB750F。扱いやすい車体と安定した走行性能で、暴走族にも絶大な人気を誇ったモデルです。正統派ストリートバイクの象徴とも言える一台。

②【1978年 カワサキ Z1-R】
Z1の進化形として登場したZ1-Rは、鋭角的なデザインとメタリックなボディが特徴。白×ブルーのカラーリングは今見ても新鮮で、当時の“改造文化”を語るうえで外せない存在です。

③【1980年 スズキ RZ250(※本来はヤマハ)】
2ストロークエンジンを搭載した軽量級バイクの代表格。
RZ250は、その加速力と取り回しの良さから、特に高校生や若年ライダーに大人気でした。まさに“走り屋”の入門機として君臨した一台。

④【1981年 ヤマハ RZ250】
スズキのRZと並び称されたこのモデルは、レスポンスの鋭さとキレのある加速で一世を風靡。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください