史上空前のバイクブームといわれ「HY戦争」と呼ばれる激しい販売競争もまきおこった1980年代。そのピークといわれる1983年には328万5000台という二輪車の販売台数を記録した。では一体、昭和の時代にはどのモデルが売れたのか?

1985年 初代カワサキGPZ400R
クラス初となる水冷DOHC4バルブ並列4気筒エンジンをAL-X CROSS(アルミクロス)フレームと呼ばれるダブルクレードルフレームに搭載。最高出力は59馬力。1985年、1万9814台を販売して400ccクラス1位に。

1980年 ヤマハXJ400
エンジンはヤマハ初の400cc4気筒で、最高出力45馬力の空冷DOHC2バルブ。ホイール径は前19インチ、後ろ18インチ。
乾燥重量は176kgに抑えられており、750クラスの風格を持ちつつ扱いやすさも兼ね備えていた。

1981年 ヤマハXJ400D
1981年4月の変更で燃焼効率を向上させるYICSを採用したXJ400だが、その後6月にバリエーションモデルとしてXJ400Dを追加。
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